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二川宿「商家駒屋」にて令和元年9月1日~「ニッポンの前掛け展」

前掛けは骨盤が安定し、「重い物を持つときの腰への負担を軽減させる」という【腰を守る】役割がある!!!


二川宿「商家駒屋」南土蔵ギャラリーにて「ニッポンの前掛け展」を令和元年9月1日(日)~10月4日(金)開催!豊橋伝統の帆前掛け工場【エニシング】が二川に新設されたことを機に、戦前から愛用された物の他ヨーロッパやシンガポールなどで人気があり使われている商品20種類を展示。

 

エニシングの前掛けについて(よくある質問~)

Q:前掛けとエプロンは何が違うんですか?

A:ウェストで紐を締めるエプロンと違い、前掛けは腰骨位置(ベルトの少し下くらい)の位置でしっかりと締めることにより、骨盤が安定し、

「重い物を持つときの腰への負担を軽減させる」という【腰を守る】役割があるのが大きな違いです。

そのため、酒屋さんやお米、味噌屋さんなど、重い物を持つ職業の人が好んで使っていました。

Q:エニシングの前掛けは他の前掛けと何が違うんですか?

A:まちでよく見かける(居酒屋さんなどで店員さんがしているお酒の銘柄が書かれたような)前掛けは【3号生地】で少し薄いものが多いのですが、

エニシングの【1号前掛け】と【2号前掛け】は、昔ながらのシャトル式織機を使って丁寧に織っている、完全オリジナルの生地です。

使っているうちに横方向に伸びが出て身体の丸みに沿うよう、職人が縦糸と横糸を調整して織っています。

Q:【1号前掛け】と【2号前掛け】の特徴はなんですか?

A:【2号前掛け】はエニシングの「定番生地」ではじめから柔らかでしなやかなのが特徴です。

かわいい米袋パッケージの前掛けに入っているので、贈り物に人気です。

【1号前掛け】はエニシングの「最高級生地」で、分厚くて丈夫で長持ちし、素朴な風合いが特徴です。

厚みのわりに軽いのも、使っているうちに柔らかくなるよう、糸を詰めすぎないで織る工夫がされているからです。 

 

1号生地にはエンジ、2号生地には紺色の「縁タグ」が右下についています。

Q:【1号前掛け】と【2号前掛け】の違いはなんですか?

A:織っている織機は同じシャトル式織機ですが、使っている糸の太さが違います。

1号前掛けは2号前掛けの【2倍の太さの糸で織っている】ため、分厚く丈夫で長持ちします。