掛川市横須賀「ちい祢里」平成28年度千秋楽

中学生以下の子供達だけで屋台(ちい祢里)を引く伝統行事

春に行われる三熊野神社大祭に対して、秋に行われる横須賀地区の祭礼を「ちいねり」といい、9月中旬の土曜日から日曜日にかけて行われます。

 ちいねりは、水神宮、軍神社、愛宕神社、松室神社など、横須賀地区に古くからある神社の祭礼で、その歴史は明治の中期頃にまで遡ります。当時は子どもが竹の棒を担ぎ、それをたたいて回ったともいわれ、現在のように春の大祭と同じような形式になったのは昭和40年代前半頃です。

このちいねりは、中学生以下の子どもたちだけで祢里を引く伝統行事で、準備、太鼓の指導から当日の祢里の運行に至るまでも、中学生以下の子どもたちだけで取り仕切ります。このような形式での祭典運営は全国を見渡してもあまり類をみない珍しいものです。

 祭典当日は、春に行われる三熊野神社大祭の祢里に比べて、やや小型の祢里を子どもたちが引き回します。静岡県掛川市ちい祢里のホームページ〜

掛川市観光情報のホームページ〜